創作中華 龍胆 支配人 荻上裕インタビュー

街のおすすめランキング Best3で見事1位に輝いた、創作中華 龍胆の総支配人にである荻上裕さんにお話をうかがいました。
サービス業の熱い想い、夢について語ってくれました。

人と違う事を・・・

──おすすめグルメランキング1位に選ばれた感想はいかがですか?

ランク外だと思っていたからとても嬉しいですよ。
逆になんで選ばれたのか、いえ・・・嬉しいです。

──荻上さんが中信会館に入社したきっかけは?

大学を卒業してからは、エプソンに入社しました。入社してしばらくすると同僚や友達の結婚式に招待客で呼ばれるようになりました。人と見る目線が違ったのか、披露宴の演出方法を考えるようになり、プロデュースの仕事をしてみたいと思いはじめました。
17年前に多目的ホールベルヴィホールで、オープニングスタッフを募集していたのを知り、周りの反対を押し切って転職しました。他にもスタッフがたくさん採用されていると思っていましたが、入社したら、自分一人だけ採用だったんのでびっくりしました。
当時のお葬式は公民館で行われる時代でした。塩尻にホールがなかったので、ベルディホールが出来て、評判が評判を呼んでお葬式もたくさん入る様になりました。結婚式の仕事では、エプソンに入社していたことが、ものすごい強みになりました。色々な印刷物だったりPOPだったりビデオ編集だったり全部自前で、オリジナル結婚式を作り上げてきました。1998年からの10年間は、ベルディホールでも毎年50件は行っていました。オリジナル結婚式ができるということで業界でも評判になりました。
2007年に広丘の駅前「お好み焼き本舗 塩尻店」店長として移動しました。新店舗だった為、どのようなお店づくりをするか考えた時、第一印象インパクトあるお店づくりをしようと思いました。僕が心がけていたのは、来たお客様の顔と名前を全部覚えようと思いました。マニュアル以上のお店づくり、アルバイトでも徹底的に指導しました。チェーン店でも地域密着で常連さんが溢れる店を作れたと思います。
4年前、2010年に中信会館に移動になりました。夏休みやお正月休みなどの長期の休みに、遊びに来た県外の方が飲食店に入ると、信州の飲食店は目も合わさない、声も小さい、いらっしゃいませすら言わない本当に無愛想な店が多いと印象をお持ちで、サービス業の人たちの愛想が悪いイメージがあるとの声を聴きました。
私は、料理も大事ですが対応するスタッフによっても料理の味はおいしくもなるし、まずくもなると思います。
お客様への声掛け、ちょっとした挨拶だけでも楽しいんです。自分たちの企業努力、お客様へ来てもらいたいという気持ちを発信していきたい。お客様がまた来たいと思う飲食店の要素は、「記憶に残す」ことだと思います。例えば、お友達同士の食事で、お誕生日の方がいらして、その方をサプライズでお祝いをしたいと相談された時、バースデーケーキを出すタイミングをお客様と決め、店内にバースデーソングを流したりします。僕は、お客様が好きなのでサービスの先の先を読む事でお客様の記憶に残る様にしています。おもてなしの精神がどれだけ強いかで変わってくると思います。

おもてなしの心

──長い間、サービス業に携わってきてやりがいを感じる時は?

大きな仕事をした時の何年か後に感じます。
以前結婚式を挙げられたお客様が、5年経っても10年経っても来て下さる。まるで母校の先生に会いに来てくれる感覚で、ずっと来てくれる。そして他のお客様を紹介してくれる。店とお客様の関係以上になって、いろんなお客様の輪が広がっていく。
その人たちにとって、ここは「ご飯を食べる場所」ではなく「居場所」として来てくれる様になる時です。

──お店の雰囲気作りチームワークで大切にしている事は?

お店の雰囲気づくりで大切にしている事は、アットホーム感。お客様との距離が近く、どのスタッフでもお客様に対し季節の挨拶や心遣いが出来る雰囲気作りを心掛けています。
チームワーク作りは、モチベーションですね。僕らの仕事は、企業でもあるのですが、仕事を通じた社会貢献だと思います。

──話は反れますが、お店の正面にお笑い芸人”こてつさん”の色紙がありましたが

                  

僕、芸人さんだって知らなかったんですよ。普通に食べに来られたお客様だと思って絡んでお話してました。「お兄さんたち面白いですね」なんていいいながらベラベラしゃべっていたら、高校生のバイトの子に「店長、ゆうがたGetのこてつさんですよね」って言われて初めて気が付いたんですよ。こてつさんに謝りました。キムタクチャーハンを気に入ってくれてHPでも紹介してもらえました。

サービス業のプロフェッショナル

──今まで仕事をしてきて、一番大変だった事は何ですか?

色々ありますが、大変だったり苦労してたりすることはお客様には見せない事です。「こんなに忙しいです」「こんなに大変です」っていうのは見せません。自分の仕事の大変さよりも、良かった事、楽しかった事を記憶に残して頂きたいのです。なので、大変だった事は覚えてないです。

──荻上さんの夢は?

そうですね、よく聞かれるんですよ、何だが仕事ばかりなんですけど、僕らの仕事は、仕事とプライベートの境界線がないので、常に喜んでもらえる事を考えています。仕事の大きい小さいに関係なく喜んでもらいたいと思います。例えば、気持ちが沈んだり落ち込んだりした時に、自分の好きなアイドルががんばってる、がんばっているその姿を見て元気をもらった、だから私も明日から頑張ろう、そう思える店。夢のものさしではないかもしれないけど、元気になれる店でありたいと思います。ここに来たから元気になれた、だから私も明日から頑張ろうと思える風になりたい。僕の夢かお店の夢なのかごっちゃになっていますけど、元気がもらえる店であり続けたい。というのが僕の夢です。

                

──お客様にメッセージをお願いします。

 

是非、ここは飲食店というだけのくくりじゃなくて、みんなが交流する憩いの場として活用していただきたい。利用していただくのではなく活用していただきたい。何でも相談してください。
サービスは、言われた事はやれば出来るんです、言われた球を10倍にして返す、10言われたら100返します。なので、ぜひ来てください。いくらでもアレンジして、いいものにしてお客様の願いを叶えたいと思います。
今後も色々なイベントを考えています。お客様と密着のイベントを考えています。

──ありがとうございました。

ありがとうございました。