第16回 奈良井宿アイスキャンドル祭り

2014年2月21日

奈良井宿アイスキャンドル祭り

第16回 奈良井宿アイスキャンドル祭り

氷雪の灯祭り

点火式

2月3日(月)、中山道の宿場町奈良井で「第16回 奈良井宿アイスキャンドル祭り」が開催されました。

「国の重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、江戸時代から残されている古い街並みが続く街道に、2000個のキャンドルの灯りが約1kmに渡り燈されました。

旅籠の軒灯、千本格子など時代を感じさせられる建物に灯りが照らされて何とも言い難い風情を感じました。

この時期木曽地方では10の宿場と木曽御岳山麓の4ヵ所でアイスキャンドルや雪像などを使い、木曽路内の宿場を灯す幻想的なイベントが開催されます。

なかでも奈良井宿のアイスキャンドル祭りは氷雪の灯祭りの中で一番歴史のあるイベントです。

テーマ「絆・おもてなし」

例年に比べて気温が高い日が続いたため、氷が解けかけていたり雪灯篭が崩れてしまったり、当日の天気も雨降りで色々と大変でしたが無事に開催されました。

JR奈良井駅前には「二百地蔵」をイメージした雪灯篭が作られており、午後6時30分の点火とともに、雪灯篭に灯が燈されました。

ペットボトルを再利用して作ったランタンを持った地元の子ども達が先導を行きながら、街道に入り、道の両サイドに置かれたキャンドルの間をゆっくりと歩きながら進みました。

それぞれのお店が、氷のオブジェを置いたり、番傘とコラボしたり趣向を凝らしてました。

 

距離を500m程進んだ辺りから、キャンドルの数が増えて、見事な光の街道が姿を現しました。

小さな子どもの、「きれい、すっごくきれい!」と、とても喜ぶ姿が見え、また、キャンドルの優しい光にみなさんうっとりと見入っていました。

歩いている途中、何度か雨脚が強まりキャンドルの灯が消えてしまうというアクシデントもありましたが、地元の方がすぐにかけつけ、灯をともしていました。

 

奈良井公民館前では、あたたかい豚汁や地酒、ホットワインが振る舞われました。

豚汁は、雨で濡れて冷えた体を温めてくれ、塩尻ならではのホットワインも盛況でとても飲みやすいと評判でした。

地元の方の温かい心遣い、おもてなしの心を感じ、キャンドル祭りを通して、地域の皆さん、観光客の皆さんとのふれあいがとてもほほえましく思いました。

 

当日はあいにくの天気でしたが、例年にない雨の中のキャンドル祭りも、またひと味違って良かったのではないでしょうか。

たくさんのカップルや、家族連れの方がろうそくの灯の揺らめきに魅了され、アイスキャンドルが映し出す街並みの中、とても心が温かくなるイベントでした。

 


 

(取材・編集:金井)

アイスキャンドル氷のオブジェ光の街道豚汁、振る舞い酒のサービス

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