塩尻でくらやみごはんなのだ!

2014年1月8日

目隠しをしてくらやみごはん

塩尻でくらやみごはんなのだ!

くらやみでクリスマスディナー

素材を吟味しながら食事

12月23日(月)、nanoda主催のクリスマス特別企画の「塩尻でくらやみごはんなのだ!~クリスマスディナー2013」が開催されました。企画は東京都杉並区在住戸田そのこさんで、トムズレストラン オーナーシェフの友森隆司さんのご協力により開催されました。

くらやみごはんとは、ブラインドレストランという目隠しをした状態で食事をするヨーロッパ発祥の新しいコンセプトの食事会です。アイマスクを付け、隣に誰がいるのかわからない、何を食べているのかわからないという状態で食事をします。人間の視覚的情報を遮断することで残された感覚を研ぎ澄まし、素材をゆっくりと味わいながら食への関心を高める効果があります。

今回はクリスマスという事で、スタッフもサンタクロースに扮し、ちょっと変わったフルコースディナーとなりました。

視覚に頼らず、四感で四苦八苦!

参加者の方々は入口から目隠しをされたままテーブルに案内され、何も見えない状態で自己紹介をし、お互いの距離感を探りながら、会話を通じて不安感を和らげます。指先でテーブルの上にあるグラスを探り、声を頼りに乾杯。グラスの方向、相手との距離を空気で感じながら、まだ緊張と不安のなかでのスタートです。

 

今回のフルコースのメニューは次のとおりです。

・かぶのスープ

・前菜4種(フォアグラのテリーヌ、和牛タリアータ、シナノゴールド ブルーチーズ、中トロタタキ)

・野菜のテリーヌ

・マスカットのソルベ

・マトウダイのポワレ

・ローストチキン

 

苦戦をしながらも料理に手を伸ばし、ひとつひとつの料理を噛みしめながら、どんな食材が使われているのか想像していくことを互いに会話をしながら楽しんでいました。最初は慣れないことでも、普段の感覚を取り戻すことで抵抗感がなくなり、食事を楽しむことができるようです。また、見えないからこそ自然と会話が弾み、同じ場を共有している意識から和やかな雰囲気が作られているようです。「視覚に頼ると素材に無関心になりがちなのが、見えないことで素材に集中して食べることができました。」、「普段はしない非日常的な場面で、同じ空間を共有できたことが楽しかった。」という意見も聞かれました。

企画の面白さだけでなく、塩尻の食材を使った料理をゆっくりと味わっていただくことも、今回の企画の目的です。

 

最後に友森シェフから今回の企画のご感想をいただきました。「お客様に楽しんで頂けて良かったのではないでしょうか。料理を味わいながら、後でどんなものを食べたのかを知ることも面白いと思います。でもやはり最初に目で楽しんで、料理に感動していただくことも大切ですね。」と意見。「日本人は目で料理を食べる」と云われるほど、見た目を重視する文化がありますが、あえて目隠しをすることで、今まで見えなかったものが見えてくることもあるかもしれませんね。

(取材・編集:南山)

手探り状態で奮闘彩り豊かな前菜野菜のテリーヌ地鶏を使ったローストチキン

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