しおじり給食物語~両小野小学校編~

2013年2月12日

60周年記念航空写真

しおじり給食物語~両小野小学校編~

地域とともに創造する”両小野小中一貫教育”

たのめの里ボランティアルーム
小野駅に近い両小野小学校の辺り一帯は、「たのめの里」と呼ばれています。
自然豊かな「たのめの里」にある今年度60周年を迎えた両小野小学校は、地域とともに創造する義務教育の新たな一歩として、既存の小・中学校の機能や施設を活用した施設分離型の小中一貫教育を行っている学校です。
両小野中学校と両小野小学校の愛称は両小野学園です。
小学校、中学校という従来の枠にとらわれることなく、お互いのもつ指導の良さを生かし、9年間という大きな枠組みの中で、子どもたちの発達段階に応じた指導がされています。
昨年度よりスタートした小中一貫教育の取り組みで、6年生の児童が1ヶ月間両小野中学校へ通い勉強をしたり、中学校の先生が小学校へ来て授業をして、「9年間を通し子どもたちを育て、中学校を卒業するまで責任を持って見守っていこう」という、新しい取り組みをしています。
他にも「たのめ科」という活動の中で、地域のボランティアの方々が色々な事を教えてくださる授業があり、校舎内には「たのめの里ボランティアルーム」があります。
学習支援の他にも、課外活動支援・環境支援・安全支援など、地域の方も学校と一緒になって子どもたちをサポートしてくださっています。
しおじり給食物語の最後を締めくくるのは、児童数153名の両小野小学校です。さてどんな給食物語でしょうか?

すこやかに育て「たのめっ子」

本日のメニュー(節分料理)
 
◆手巻き寿司     ◆即席漬け
◆いわしの蒲焼    ◆福豆
◆すまし汁      ◆牛乳
 
給食室の前で手を合わせ「いただきます!」みんなで教室へ運びます。
今日は子どもたちが楽しみにしている行事料理の登場!節分料理です。
6年生の教室を訪問すると、手巻きずしを楽しそうに巻いています。
具材は大根、ゴボウ、キュウリ、納豆、玉子の中から自分流にアレンジしていました。上手に巻けたかな?
なかなかの出来栄えに、みんな笑顔で完食です。
 
赴任3年目の栄養士の大槻洋子先生は、「旬の物を使う、行事を大切にして伝承していってもらいたい」と考えて献立を立てているそうです。信州ならではの郷土食も、ホタル丼、ソースかつ丼、おやき、五平餅など種類が豊富です。
もちろんすべて手作りをしています。174食を3人の調理員さんと大槻先生で作っています。
月ごとに学年を変え各教室で子どもたちと一緒に給食を食べて、生の声を聞くそうです。
食材の入手にも地産地消に心がけ、直接地元の農家の方から採れた野菜の調達をしています。地元農家による「たのめ給食の会」があり、給食室との連携が確立されています。
農家の方も毎年給食週間に、教室で子どもたちと一緒に給食を食べるそうです。
子どもたちは食べ物に感謝する気持ちがより一層深まり、農家の方も子どもたちが食べている様子をみる貴重な時間になりますね。
給食委員会の活動でも農家の方の畑に見学に行って、自分たちの食べている野菜をどうやって農家の方が作っているのかを勉強するそうです。その体験を模造紙にまとめて掲示します。食べ物に感謝する気持ちがしっかりと育ちますね。食育の意識の高さに驚きました。
 
しおじり給食物語では、6校の中学校10校の小学校の計16校の給食物語をお届けしてきました。取材を通して感じたことは、それぞれの学校の特徴も素晴らしいですが、塩尻市の自校給食の取り組みは子どもたちの事を考えて安心で安全、そして何より栄養士さんと調理員さんによって、とてもおいしい給食の提供がされている事だと感じました。
塩尻市の給食は「オンリーワン!」です。
(取材・編集:成田)

 

この記事は平成24年度協働のまちづくり提案公募補助金により取材しています。
本日のメニュー(節分料理)みんな揃って「いただきます!」盛り付けしてます!上手に手巻き寿司!6年生の食事風景

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