しおじり給食物語~洗馬小学校編~

2012年12月15日

学校自慢の松の木

しおじり給食物語 ~洗馬小学校編~

【楽学】この言葉が学校の中に育っています!

犬養毅書
校舎の入り口には、大きな松の木がアーチになっています。
創立123年の洗馬小学校の歴史とともにあり、大事に継承されてきたのですね。
玄関を入ると、【楽学】と書かれた書が飾られています。
これは犬養毅さんが、大正15年11月11日に洗馬小学校で講演した時に、書き残してくださった大事な書だそうです。
この言葉の意味は「楽しみに至る学び」です。
「学校は児童も職員も楽しいところであり、笑顔と笑い声があふれる居心地のよいところである。苦労はあるが学ぶ楽しさがあり、勉強がわかって、友達がいて、居場所があり、お互いに生かし生かされている。そういう姿を求めていく。」
素晴らしい学校目標の元に児童たちは学んでいます。
総合的な学習・生活科の中でレタスをはじめ多くの作物の栽培を通して、地域の方々と交流を積極的にしています。秋になると洗馬地区恒例のかかし祭りに、児童が作成したかかしが毎年いくつも並びます。
しっかりと【楽学】が息づいている、洗馬小学校の給食物語は、絵本から飛び出したメニューが登場です!

絵本の中の食事が給食に登場!

本日のメニュー(14ひきのあさごはんより)
 
◆きのこスープ          ◆ごはん
◆鶏肉のマーマレード焼き     ◆牛乳
◆コーンサラダ
 
配膳室の前にはノートを持った給食委員が立って、みんなの身支度やあいさつのチェックをしています。
どのクラスも身支度とあいさつが良く出来ていましたよ!
1クラス毎に挨拶をしていく先には、今年赴任した栄養士の浦沢美紀先生がいらっしゃいます。毎食児童数277名と職員の約300食を、浦沢先生と3人の調理員さんで作っています。
今日のメニューは読書月間に合わせ、「14ひきのあさごはん」という絵本の中で、お父さんが作ったきのこスープが登場しました。
本を読んだ子どもは大喜びしたのではないでしょうか?まだ読んでいない子どもは読みたくなったのではないでしょうか?
給食の時間には、浦沢先生のその日のコメントが、毎日放送委員によって放送されています。給食室と子どもたちがつながる時間ですね。
洗馬小学校では全校児童でレタス栽培をしています。今年は480個のレタスを近隣の農協で完売したそうです。
7月には子どもたちの収穫したレタスが給食に出ました。自分たちで育てた野菜ですから、きっと特別においしかった事でしょう!
素晴らしい食育だと思います。
イベント給食も、子供の日、七夕、お月見、運動会、ハロウィン、クリスマス、お正月、卒業式など、その時に合わせて浦沢先生が地域食材を使い献立を考えているのですから、学校へ行くのが楽しみになりますね。
洗馬小学校で使う食材の多くは、地元の洗馬で収穫される物になるそうです。浦沢先生は数年前と比べ地産地消の取り組みは、とても進んでいると話してくださいました。
もちろん加工品はほとんど使用せず、手作りにもこだわって調理しています。
栄養士の先生の地元食材によるアイデア満載の献立や、学校の取り組みで、かかし祭りに参加したり、レタス栽培、トウモロコシの収穫、しいたけの駒うち、ヘチマ作りなど色々な事に取り組んでいる児童たちが、食べ物に興味をもち、感謝する気持ちが自然に育っていくのですから素敵な事ですね。
(取材・編集:成田)

 

この記事は平成24年度協働のまちづくり提案公募補助金により取材しています。
本日のメニュー給食室の前で「いただきます!」2年1組さんの教室きのこスープの出来上がり!

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