しおじり給食物語~両小野中学校編~

2012年10月13日

給食室風景

しおじり給食物語~両小野中学校編~

親子給食会を訪問取材!

調理風景
小野地区は憑(たのめ)の里と呼ばれ、枕草子にも登場したことから清少納言ゆかりの地として自然豊かな素晴らしい里です。
信濃二之宮として由緒を誇る矢彦と小野の両神社の例祭を「八朔(はっさく)祭」「田の実祭」と言われ、この祭りが行われる森を「たのめの森」と呼び、その里を「たのめの里」と呼ぶようになったと伝えられています。
両小野中学校は全校生徒数104名、少人数であるが故の給食スタイルがありました。
一般的には各クラスで給食を食べるものと思っていましたが、調理室と隣接する広いスペースで、テーブルを並べて全生徒が一緒に給食を食べ、担任の先生方も生徒たちと一緒のテーブルに座り、学科担当の先生方も各テーブルを2ヶ月ごとにまわりながら、それぞれの生徒の顔を見て食事をされます。
調理室から普段の生徒の食事する様子が間近に見られるのも利点でしょうか。
取材当日は土曜日、親子での給食試食会が行われており、にぎやかな給食風景でした。
昨年までは試食会は親だけで行われていたそうですが、今年から子供と一緒に食べるようになったそうです。
人気メニューの一番はキムタクご飯、続いて手作りのチーズケーキ、ハンバーグ。野菜の辛し和えやなめこ汁も人気。
「おかしな目玉焼き」という目玉焼きに見立てた白身をミルクゼリー、黄身を黄桃で飾ったデザートも人気のひとつ。

地産地消と食経験の豊かさを

本日のメニューはこちらです。

 

・キムタクご飯    ・牛乳

・タンドリーチキン  ・ナムル

・わかめスープ  

 

アジアンテイストのあるメニュー、香りが立ち込めて空腹感を刺激しました。

生徒の評判も上々、人気のキムタクご飯を大盛りにして食べる姿も見られ、親御様からも薄味に仕上げられていてとても美味しいと好評でした。

両小野中学校の栄養士、吉江節子先生は栄養士になられて30年以上、今年から両小野中学校に赴任され、育ちざかりの生徒たちのために栄養のバランスを考えた給食作りに毎日奮闘しています。

できるだけ早い時期に生徒たちの食経験を豊かにするため、偏食にならないよう多くの食品を取り入れるように心掛け、給食で体得した食の知識を生涯役立てられるようにしたいとの考え。

両小野中学校では地域農家(たのめの会)などから朝採れの新鮮野菜や果物を仕入れ、それ以外の野菜や米、肉類においても市内産、県内産のものを使うよう努力されています。

衛生や安全面でも既製品、化学調味料の使用はできるだけ避け、出汁も削り節・煮干し・昆布などで取っており、フライ・ハンバーグ・デザートなども手作り、野菜も手切りにこだわっています。

(取材・編集:南山)

 

この記事は平成24年度協働のまちづくり提案公募補助金により取材しています。
本日のメニュー盛り付け風景試食会風景

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