阿禮神社例大祭

2012年7月13日

拝殿前にて、全舞台が本囃子を奉納しました。

阿禮神社例大祭

盛大に阿禮神社大祭が行われました。

室町の舞台
毎年恒例の「阿禮神社例大祭」が、7月7日・8日に行なわれました。
私にとっても子どもの頃から親しんできた塩尻祭りです。ひと月ほど前から練習のお囃子が聞こえるようになるとそわそわしてきます。お祭りの間、上町・室町・中町・宮本町・堀の内・長畝・桟敷、の7部会がそれぞれに舞台(山車)を曵き、舞台に乗った若い衆が奏でる、笛、太鼓、かね、シンバル、などのお囃子の音色がお祭りをさらに盛り上げていました。やはり本番のお囃子は威勢が違う!
舞台の1階にはちびっ子たちが乗り込み、瞳を輝かせて舞台を見上げていました。きっとこの子たちが将来の担い手となるのでしょうね。ひとつの舞台に親子で関わることも珍しくなく、伝統文化が大切に継承されているのだと感じました。

厳かに御頭行列

8日午後には御頭行列がありました。午後二時に御頭行列が阿禮神社本宮を出発、上町にある「御旅宮(おかりや)」まで御神体を迎えに行きます。
阿禮神社の神様は、阿禮神社から東へ2キロほど向かった、柿沢の奥の院に祀られ、阿禮神社のお祭りの時だけ御旅宮まで降りてきます。その神様をお迎えに行くのが「御頭行列」。当番部会長さんを先頭に、宮総代、巫女、各部会の部長、御頭が列をなし、厳かに行列が進みます。御旅宮での神事のあと、各部会の部長が、神様の宿った大玉串を受け取り、その大玉串を舞台に乗せ、午後四時、ここからが本祭り、再び舞台の曳行が始まりました。
日が暮れて行くのと同時に舞台の提灯に灯が入り、その姿はますます神秘的に見えます。舞台を曵く氏子の姿、力強く振られるおんべ、お囃子の音と歌。氏子、参拝客に関係なく、どの舞台にも飛び入りで歌いだす人、踊りだす人たちがいて、お祭りは最高潮に盛り上がっていました。最後には、拝殿前に全舞台が整列、全部会が一斉に本囃子を奉納し、その間、御頭は提灯を高く掲げ続けていました。その姿は凛々しくとても感動的でした。
お祭りが終わる時には寂しい気持ちになりましたが、また来年、お祭りであいましょう! 
追記。お祭りが終わった翌朝、塩尻中学校の大勢の中学生が境内を掃除する姿がありました。ここにも地元の文化を大切にする姿を発見し、暖かい気持ちになりました。
(取材・編集:笠原)
 
この記事は平成24年度協働のまちづくり提案公募事業補助金により取材しています。
 
御旅宮に向かう御頭行列当番部会長から大玉串を賜る各部会長本囃子の間、提灯を掲げる各部会の御頭

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